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在宅看護とは? 訪問看護との違いやメリット・デメリットを詳しく解説

2023年06月14日

在宅看護とは患者が自宅で暮らせるようにサポートする看護のことです。

長期の療養が必要な患者や自宅で過ごすことを望む患者のために、入院ではなく在宅看護を選択するケースが増えてきています。

そこで本記事では、在宅看護について、訪問介護との違いや在宅看護を選ぶメリットとデメリットなどを、詳しく解説します。

在宅看護とは? 訪問看護との違いやメリット・デメリットを詳しく解説

在宅看護とは?

高齢化社会が進むにつれ、ニーズが増えているのが自宅で受けられる看護サービスです。

現在自宅で受けられる看護には、在宅看護と訪問看護の2種類があります。

混同されることの多い在宅看護と訪問看護ですが、どのような違いがあるのでしょうか?

在宅看護 自宅で療養をする患者への日常的なケア

在宅看護とは、慢性的な病気や安定期に入った病気などで自宅療養が可能な状態の患者に対し、病院ではなく自宅で行われる看護のことです。

在宅看護では患者の日常的なケアが中心で、必要に応じてデイケアや訪問介護サービスなどの外部サービスを利用しながら、基本的には家族が看護を行います。

訪問看護 専門の医療スタッフによる看護サービス 

訪問看護とは、医師の指導に基づいて専門スタッフが患者の自宅で行う看護サービスです。

患者の自宅へ定期的に訪れ問診やバイタルチェックで健康状態を確認したり、在宅看護をしている家族へのアドバイスを行います。

また、褥瘡や吸引などの医療ケアを必要に応じて行います。

訪問看護を提供できるのは、看護師や保健師としての資格を持つ者のみです。

在宅看護と訪問看護の相違点

在宅介護と訪問介護は、どちらも患者の自宅療養をサポートするサービスですが、在宅看護は家族などによる患者の生活の日常的なサポートであり、訪問看護は自宅で受けられる専門スタッフによる医療サービスであることが異なる点です。

患者にとっては、在宅介護も訪問介護も、快適に安全に自宅療養するために欠かせないサービスです。

在宅看護と訪問看護の具体的な例

在宅看護と訪問看護の最大の違いはケアを行う人と医療行為の有無です。

例えば、寝たきりの患者の食事や着替えのサポートを行ったり、床ずれ予防で体位交換をしたりするのは、家族が行う在宅看護です。

一方、バイタルチェックなどで患者の健康状態を確認したり、褥瘡ができてしまった場合の処置など、医療措置を行うのが訪問介護です。

在宅看護のメリットと課題

病院ではなく自宅で患者が生活するのをサポートする在宅看護には、どのような特徴があるのでしょうか?

ここからは、在宅看護の内容や在宅看護を選ぶメリットについて解説します。

患者の日常生活のサポートが中心

在宅看護には医療行為は含まれず、あくまでも患者が快適に自宅で暮らせるよう生活中心の看護を行います。

患者の食事、着替え、入浴、睡眠など、日々の生活のサポートを支えるのが在宅看護です。

精神的なメリット

入院生活は医療面では大きなメリットがありますが、環境の変化や家族と離れることが患者にとって精神的なストレスに繋がるケースも少なくありません。

精神的なストレスから体調が悪化したり、認知症が進んだりする患者もいます。

住み慣れた自宅で家族にお世話をしてらえる在宅看護は、患者にとっての精神的なメリットが大きいです。

家族へのメリット

病院が遠方にあり通院やお見舞いに行くのが大変な場合や、終末期の患者となるべく一緒に過ごしたいと考える場合、在宅看護なら患者と過ごせる時間が増えます。

特に感染症対策などで入院患者への面会制限などが多くある昨今では、患者と過ごす時間を増やすために在宅看護を選択するケースも増えてきています。

在宅看護は患者だけでなく、家族へのメリットも大きい看護スタイルなのです。

在宅看護の課題点

在宅看護では、患者の日常生活のサポートを家族が担うため、家族の負担が大きくなってしまいます。

特に24時間の介護が必要な患者や、長期間の療養が必要な患者の場合、家族への負担はより増します。

また在宅看護では、患者の容体が急変した時に対応できない、充分な医療を受けられないなどのデメリットもあります。

在宅看護を成功させるためには、訪問看護や訪問介護サービスを利用するなどして家族の負担を減らし、適切な医療を受けられる環境を整えることが肝心です。

まとめ

長期療養が必要な患者や末期患者が自宅で過ごせる在宅看護は、患者や家族の希望を優先できる看護スタイルです。

患者にとっても家族にとってもメリットがある一方で、家族への負担軽減や医療サービスへのアクセスなどの課題点もあります。

在宅看護の中芯は家族となりますが、かかりつけの医師と密に連絡を取り、訪問看護や介護サービスも利用しましょう。

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